0950-29-9301

診療のご予約
お問い合わせ

  • 〒859-5113
    長崎県平戸市木引田町411
MENU

一般歯科

一般歯科|平戸市木引田町の歯医者「丸屋けいたろう歯科クリニック」

General

一般歯科

多くの方が一度は経験したことがあるむし歯の治療。
せっかく治療したのにまた同じところがむし歯になってしまったことがある方が多いのではないでしょうか。悪くなってから治療を行い、そしてまた悪くなるということが続いてしまうと最悪の場合、最終的には歯を抜かないといけなくなります。実は、しっかり歯みがきをしている人でもむし歯になってしまうことがあります。毎日のケアをきちんとしていても悪くなる原因を知り、自分に合ったケアを行い一生使い続けられるお口を目指しましょう。

一般歯科

なぜ、むし歯になるのか

むし歯は、お口の中に存在する細菌が酸を作り、歯のカルシウムを溶かして穴を空けてしまう病気です。むし歯になってしまうのは、細菌の量だけがすべてではありません。むし歯になってしまうのは、細菌も含め以下の4つが原因とされています。

なぜ、むし歯になるのか

細菌
むし歯を予防するためには、ミュータンス菌やラクトバチラス菌などのむし歯菌を減らすことが大切です。しかし、お口の中は、細菌がとても発生しやすく、歯垢(プラーク)が溜まることで細菌が繁殖しやすい環境なのです。細菌の量を減らすために毎日のケアで自分に合ったブラッシングを行いましょう。
糖分
むし歯菌が食べ物や飲み物に含まれる糖分を栄養にして活動し、作り出される酸によって歯の組織が溶かされます。食べ物や飲み物から糖分を完全に取り除くことは難しいので、甘いお菓子やジュースなどの糖分が多く含まれているものの摂りすぎに注意しましょう。
歯質
人それぞれ歯の強さが違います。むし歯になりやすい歯かどうかは、歯が作られるときの環境の違いが影響しています。特に、乳歯や生えたばかりの永久歯は再石灰化と呼ばれる歯を修復する力が弱く、むし歯になりやすいため注意が必要です。
時間
むし歯になりやすい原因として、お口の中が汚れている「時間」も影響しています。食後に歯みがきをしないと、汚れたままむし歯菌が繁殖しやすい状態が続いてしまいます。さらに、だらだらと食べている時間が長く続き、食事と食事の間隔が短く歯を修復する時間がないことも、むし歯になりやすい原因とされています。

むし歯になりやすいところ

以下の場所は、歯みがきのときに磨きにくいとされている場所です。磨き残しがあると、むし歯菌の活動が活発になり、むし歯を進行させてしまいます。歯を磨く時には、ただ磨くのではなく、汚れを落としにくいところに注意しましょう。

むし歯になりやすいところ

むし歯になりやすいところ

むし歯の進行

歯の表面のむし歯

C1歯の表面のむし歯

歯の表面に穴ができてしまうむし歯の初期段階で、痛みはほとんどありません。

柔らかい組織まで進行したむし歯

C2柔らかい組織まで進行したむし歯

硬いエナメル質を侵蝕し、象牙質と呼ばれる柔らかい組織まで到達した状態。進行度合いも早くなり、痛みを感じるようになります。

激しい痛みを伴うむし歯

C3激しい痛みを伴うむし歯

むし歯がかなり進んでいる状態です。神経まで達すると、激しい痛みや熱いものがしみるなどの症状が出てきます。歯の根っこまで炎症が起きている場合は、その部分を取り除く治療が必要です。

抜歯になるむし歯

C4抜歯になるむし歯

激しい痛みを感じていた神経そのものが壊死してしまうため、痛みを感じなくなります。この状態までくると抜歯になる場合がほとんどです。

歯を抜かずに残す方法

C4の状態まで進行してしまうと、歯の根っこだけ残すのは非常に難しく、ほとんどの場合は歯を抜かないといけません。しかし、できる限り自分の歯を残したいと思う方は多くいらっしゃいます。一定の条件を満たすことで歯を抜かずに済むエキストリュージョンという治療方法があります。

エキストリュージョン治療

エキストリュージョン治療とは、歯ぐきの下にあるむし歯や折れてしまった歯を歯ぐきの上まで引っ張り上げる矯正的治療です。歯ぐきから出てきた歯の根っこに被せ物をしていくことで、自分の歯を出来る限り残すことができます。

こちらの治療は自由診療になります。料金は¥55,000(税込)となります。

エキストリュージョン治療方法のメリット

  • 自分の歯を抜かずに治療が行え
  • 歯みがきがしやすくなり、お口の中を清潔に保つことができる
エキストリュージョン治療方法

むし歯が見つかったら

むし歯は、自然に治ることはありません。風邪を引いたり、骨折したりしたときのように安静にしておけば治るものとは違います。治療せずに良くなることは決してありません。放置しておくと、症状は悪化する一方で最悪の場合、自分の歯を抜かなければいけません。むし歯が見つかった時は、早めに治療を行うことで自分の歯を守ることができます。当院では、せっかく治療した歯が再びむし歯にならないために、汚れがつきにくく、体に優しい素材を使った治療をすることができます。

歯科治療で使用する素材(保険外)

パラジウム合金

パラジウム合金

  • 汚れが付着しやすい
  • 素材に水銀などの人体に悪影響を及ぼす成分が入っている
  • アレルギーの原因になる
  • 素材が固いため完全に詰めることが難しくむし歯の再発リスクが高い
ゴールド

ゴールド

  • 金属アレルギーの方でも安心して使用できる
  • 天然歯と硬さがほとんど同じなので傷つけない
  • 素材自体が柔らかく、治療箇所になじむためむし歯の再発リスクが低い
オールセラミックス

オールセラミックス

  • 天然歯と変わらない自然な見た目
  • 金属アレルギーの心配がない
  • 汚れがつきにくく、清掃性が良いためむし歯の再発を防止できる
メタルセラミックス

メタルセラミックス

  • セラミック部分は変色せず、審美性に優れている
  • 金属を使用しているため、強度が高い
  • 歯ぐきが黒くなる場合がある
ジルコニアセラミックス

ジルコニアセラミックス

  • 人工ダイヤモンドと同じ素材のため金属同様の強度がある
  • 審美性に優れている
  • 体になじみやすい素材である

むし歯になりにくい素材は、ご自身の歯を守っていくことができます。しかし、良い素材を使うだけでは不十分です。優れた素材を使っていても、乱れた食生活や磨き残しがあるとお口の状態は悪くなります。ご自宅でのケアを充実させ、歯科医院での定期的なメインテナンスを行いことで、二度とむし歯にならないお口を目指していきましょう。