今注目！ 最新の歯科技術「CAD/CAM」とはどんな技術？
CAD/CAM (computer-aided design/computer-aided manufacturing)とは、コンピューターを用いて設計や生産を行う技術のことです。近年、歯科医療でも多用されるようになり、治療時間が短縮されるなど患者さまの肉体的負担が軽減されるなどのメリットがあります。
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長崎県平戸市木引田町411
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CAD/CAM
Ceramic reconstruction
CAD/CAM (computer-aided design/computer-aided manufacturing)とは、コンピューターを用いて設計や生産を行う技術のことです。近年、歯科医療でも多用されるようになり、治療時間が短縮されるなど患者さまの肉体的負担が軽減されるなどのメリットがあります。
従来、ほとんど全てを手作業で行ってきた工程にCADやCAMを仕組み込むことによって作業の効率化が図られるだけでなく、仕上がり具合のばらつきの防止、今まで使用できなかった素材も使えるようになりました。それを実現するためにはある機械が必要です。
当院では、その機械を導入しています。
CAD/CAMによって作製した詰め物や被せ物はすべてが保険適用されるわけではありません。保険適用されるかどうかの判断は、使用される素材によって定められています。
例えば、オールセラミックの素材ではなく、ハイブリッドセラミックという、セラミックとプラスチックを掛け合わせた素材で作る詰め物や被せ物は保険適用です。
治療箇所については、2024年6月の診療報酬改定によって全ての歯での適応が可能になりました。
ただし、全ての歯が適応されることになったとはいえ、長く連結した歯の作製は精度が高くないことから、当院では歯科医師が患者さまに合った治療法を選択して治療を進めています。
保険適用されるケースは、使用する材料によって、細かく規定があります。
必ず、歯科医院に取り扱いがあるかどうかの確認をするようにしましょう。
CAD/CAM
紹介動画
1
口腔内の型取り（口腔内スキャン）
歯を削ったあと、3D光学カメラで口腔内を撮影（口腔内スキャン）します。従来の型取りですと、粘土のような素材で型取りするので、印象材や模型材が変形することもありましたが、口腔内スキャナーは口腔内を直接撮影しますので、変形を防ぐことができ、歯にピッタリ合った詰め物やかぶせ物を設計できます。また型取りの必要がないため、不快感を味わうことがありません。わずかの時間で、歯並びがパソコンのモニター上に再現されます。
※症例により、型取りを必要とする場合もございます。
2
詰め物・かぶせ物の設計
コンピュータの3D画面上でセラミック修復物を設計します。歯の状態をモニター上に再現し、あらゆる角度から歯の形態や、咬み合う部分の形態を微調整し、理想的な形にしていきます。
3
詰め物・かぶせ物の作製
高精度のミリングマシンと呼ばれる機械（CAM）で設計データをもとにセラミックブロックを削りだします。チェアサイドでみるみるうちに精度に優れたかぶせ物を加工・作製していきます。
4
口腔内セット
削りだされたかぶせ物セラミックスを口腔内へセットします。これで治療完了です。